阪神の昭和・平成

昭和　平均順位2.9

　　3285勝2818敗235分　勝率.538　打率.249　4793本　1試合0.756本塁打　防3.02

平成　平均順位4.0

　　1978勝2132敗78分　勝率.481　打率.255　3164本　1試合0.755本塁打　防3.62

相手投手の質、公式球の質、トレーニングの質、バットの質、それから球場の広さ、

ひいては野球そのものを巡る環境、プレーする人間、使う人間の価値観、

その他諸々が80年余で大きく変わっているのに、この本塁打率だけは、

0.756、0.755とほぼ同じ、これは奇跡ではないだろうか

それも、平成最後の試合で本塁打0だったために、昭和と同じ0.756だったのが、

0.755にダウンしたものだ

昭和11年に職業野球は発足し、80年余を経た中で唯一、日本共和国という空白の時間帯に、

唯一プロ野球公式戦を開催したのが、阪神タイガース

その他の試合は、すべてデー・ゲームだった

つまり、陛下の退位礼を終え、翌日の剣璽等承継の儀までの間に、SNSでは、

「日本は、この時間帯は日本国ではなく、日本共和国なのではないか？」

という投稿があった

剣璽等承継の儀は、1989年は崩御直後に行われている

公式には明仁天皇の在位期間ではあるものの、確かに、

そういう空白の時間帯であった事は事実なのだ

平成最後の試合をした時間が概念レベルでは平成試合ではなく、

共和国試合だったとしたら、平成期間の1試合本塁打は、昭和と同じ0.756となるのだ

平成31年としての勝率は.481（13勝14敗1分）で確定した

これは平成の通算勝率と同じ

平成の阪神は、まさに「弱い」（481）チームだったのだ

平成最後の勝利投手となったアッキャマン

相撲の武蔵丸に似ている新皇后であるが、清原誕生年である平成14年にコアラと接していた

その映像からCMに入って、清原イオンCMが流れた

2019年5月1日、令和最初の日である

改元前後の観客動員数・試合結果

平31.4.30

46,543人　甲子園　阪神 8－3 広島

46,035人　東京D　巨人 1－3 中日

31,789人　横浜　DeNA 8－9 ヤクルト

令元.5.1

46,563人　甲子園　阪神 6－2 広島

46,345人　東京D　巨人 5－1 中日

40,178人　ヤフオク　ソフトバンク 0－9 楽天

33,532人　京セラ　オリックス 0－4 ロッテ

31,820人　横浜　DeNA 5－1 ヤクルト

30,650人　メットライフ　西武 2－7 日本ハム

昭和第1戦　昭11.4.29　大阪3-0名古屋金鯱（甲子園球場）

　　1平桝敏男　2藤井勇　3御園生崇男　4松木謙治郎　5景浦将　6藤村富美男

　　7小川年安　8伊賀上良平　9岡田宗芳

平成第1戦　平元.4.8　広島東洋4-5阪神（広島市民球場）

　　1和田豊　2平田勝男　3フィルダー　4岡田彰布　5田尾安志　6真弓明信

　　7大野久　8木戸克彦　9仲田幸司

21世紀第1戦　平13.3.30　読売17-3阪神（東京ドーム）

　　1平下晃司　2上坂太一郎　3坪井智哉　4クルーズ　5ペレス　6矢野輝弘

　　7今岡誠　8沖原佳典　9星野伸之

令和第1戦　令元.5.1　阪神6-2広島東洋（阪神甲子園球場）

　　1近本光司　2糸原健斗　3糸井嘉男　4大山悠輔　5梅野隆太郎　6高山俊

　　7マルテ　8木浪聖也　9才木浩人

デイリーの一面は両日とも近本となった

「近畿の金本」だから近本だと言っている

パの令和初サヨナラ勝ちが、5/2オリックス

セの令和初サヨナラ勝ちが、5/3阪神

と共に在阪球団となった

奇しくも、共に10回2死からのサヨナラ安打（阪神は大山）

5/5こどもの日には、福留のサヨナラ本塁打

・5番打者

・第5打席

・スコア5-5

・DeNAの5番手の投手から

・2015年以来、自身5本目のサヨナラ本塁打

・令和5日目で、全球団初の令和サヨナラ本塁打

・阪神、こどもの日（5/5）は、2015年以来5年連続勝利

・セ・リーグ通算5万号（パ・リーグは、5/5時点で49,456号と驚くべき僅差）

この試合は、

・阪神・高橋遥人が5回途中5失点でKO

・阪神・近本光司（背番号5）が5回裏終了後にベンチを離れた

・阪神・ジョンソンが驚異の開幕15試合連続無失点を記録

と、恐るべき「5」祭りとなった

日本プロ野球の第1号本塁打は、昭和11年5月4日、

大阪タイガースの藤井勇が甲子園球場で記録したが、スタンド・インではなく、

ランニング・ホームラン

選手のトレーニング方法、ボールやバットといった道具が発達していなかった事から、

スタンド・インの本塁打はそれほど多くなかった

しかし、公式記録には、スタンド・インとランニングの区別無く、

戦前はメモも遺されていないため、ランニング・ホームランの総数は不明

セ・リーグの1・2・3・4・5万号本塁打は、読売・阪神で占められている

・1万号　末次民夫　読売　昭43.6.23

・2万号　岡田彰布　阪神　昭55.8.19

・3万号　長嶋一茂　読売　平5.4.23

・4万号　清水隆行　読売　平17.6.2

・5万号　福留孝介　阪神　令元.5.5

セ・最年長サヨナラ本塁打も記録した

・セ　福留孝介　阪神　42歳0ヶ月　令元.5.5

・パ　岩本義行　東映　44歳1ヶ月　昭31.4.19

劇的なサヨナラ本塁打の翌6日、阪神甲子園球場と同じ西宮市の阪急西宮ガーデンズにて

2019.03

2019.03～06